いぼ痔(痔核)とは

痔にもいろいろあります。いぼ痔(痔核)とは、どういった状態をいうのでしょう。

普段「肛門クッション」は便やガスが漏れ出さないように閉じる役割を果たす一方、硬い便が出るときや勢いよく便が出るときには肛門が傷つかないように守る役割も果たします。このクッション部分の血流異常によって、いぼのようなものができた状態を痔核と呼んでいます。

痔核の形としては、いぼ痔といわれるように、いぼ状のものです。痔核はそのいぼができる場所によって、いぼ痔(外痔核)といぼ痔(内痔核)のふたつに分類されます。

いぼ痔(外痔核)といぼ痔(内痔核)にはそれぞれ症状が違うなどの特徴があります。肛門のふちより1.5cmほど奥にある歯状線とよばれるぎざぎざした部分より外にあるのがいぼ痔(外痔核)、奥にあるのがいぼ痔(内痔核)とよばれます。

いぼ痔(外痔核)は、排便時の負荷などによって、歯状線より下の皮膚部分の静脈叢がうっ血してできた、いぼ状のはれを指します。

肛門外側の皮膚には、知覚神経(痛みを感じる神経)が通っているため、いぼ痔(外痔核)ではほとんどの場合、痛みを感じます。

また急性の炎症をおこし、血栓(血のかたまり)ができて大きくはれ、激しく痛みます。

いぼ痔(内痔核)は、自律神経がある場所にできるので、あまり痛みを感じません。

いぼ痔(外痔核)と同様にいぼ痔なのですが、痛みをあまり感じることがないために、出血やいぼが肛門に出てきて初めて気付くことが多いようです。

こちらも、症状がひどくなければ手術を行うことはありません。